私は社員500人いる美容室に就職しました。

そこではスタッフ全員が毎月、売上と指名人数の順位が張り出され、店舗で競う会社でした。

絶対毎月1位を取らなければならない、と上司に言われる環境・・・入社してまだ数ヶ月。

私の周りはすでに、技術力がズバ抜けた先輩ばかり。

私はすぐに「技術だけで指名を取る＝お客様の心をつかむのは難しい」と痛感しました。

だけど、指名1位を取らなければならない・・・。

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「どうしたら“次もお願いしたい”と思ってもらえるんだろう？」

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当時の私のアピール時間は、シャンプー中のたった15分。

この15分で、次回も自分を選んでもらわなければいけない。

考え辿り着いたのが、第一印象で覚えてもらう記憶に残る接客でした。

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「どんなお声がけをすれば、お客様の印象に残るだろうか？」

「どんな魅せ方をすれば、新人ではなくベテランのように感じてもらえるのか」

「ありきたりでは記憶に残らない。どんな表現がいいのだろうか？」考えては実践を繰り返し、

「次はこのような言い回しにしていこう」を積み重ねていきました。

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すると「あなた、おもしろいわね！次回もお願い」と言われるようになり、予約は満席。

お客様の事を考える時間が増え、「あなたに出会えてよかったわ」と言われるようになり、

仕事が心から楽しいと思うようになりました。

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その結果、スタイリストデビュー3か月で指名売上80万円を達成。

一緒に働いていた先輩を超える売上を記録しました。

その後も、アイリストとして顧客ゼロから、わずか3か月で満席に。

そして、8年連続予約が取れないサロンに成長しました。